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経営戦略と求める人材像

株式会社マツモトキヨシホールディングス
取締役 管理本部長
小部 真吾

グループのさらなる拡大と体制強化、社内環境の整備・業務効率の推進等担う役割の
管理本部(人事部・総務部・総務企画部・財務経理部・法務部から構成)の責任者からグループの戦略と求める人材像をご説明致します。

Ⅰ経営ビジョン、経営目標

美と健康の分野でアジアNo.1を目指す

当社は経営ビジョンとして“美と健康の分野においてなくてはならない企業グループ”となり、更に将来的に“美と健康の分野でアジアNo.1”となることを目指しています。また、経営目標として、グループ売上高1兆2,000億円、営業利益率6.5%以上、ROE10%以上(2024年3月期)を掲げています。

Ⅱ3つの重点戦略

1.デジタル化の更なる高度化

デジタルマーケティング戦略を推進させて「お客様の買い物行動」に寄り添う

重点戦略テーマは3つあり、ひとつが『デジタル化の更なる高度化』です。
急速に進化するITを活用することで一人ひとりのお客様との距離を縮め、深く繋がれるようデジタルマーケティング基盤を強化しており、高い分析力による販売促進施策や商品開発、メーカー様向けブランドマーケティング支援などの新しい収益の柱の創出と、培ってきた技術やノウハウの更なる高度化を推進することで収益拡大に繋げ、企業価値の向上に努めております。
デジタルマーケティング戦略を推進するうえで、「お客様の買い物行動」にシンプルに寄り添うことを一番大切にし、様々なサービスを展開しています。

マツモトキヨシ公式アプリのダウンロード数、LINEの友達、ポイントカード会員、デジタル会員、海外SNSのフォロワーを合計すると7,110万超の顧客接点数(2020年6月末現在)となり、そこから収集した膨大なデータはPB商品開発の企画力強化・高度化に役立っています。

PBブランドの「matsukiyo」は小売業全体が同質化し、より独自性を打ち出しづらい状況のなか、マツモトキヨシらしさである「楽しさ」「驚き」「革新性」を追求し、マツモトキヨシの経営理念や哲学を具現化することに挑戦したオリジナル商品で、世界的デザイン賞で「5冠」を達成したPB商品も存在します。

また、「matsukiyoLAB」ブランドでは薬剤師、管理栄養士、ビューティースペシャリストなどの専門家がそれぞれの専門性を活かして、ニーズに合わせた商品開発を行い、多くのお客様からご支持を頂いております。

ロゴの斜め19度は、社内で“マツキヨスラッシュ”と呼ばれており、お客様のために右肩上がりに、そして斜め前に力強く前進する当社の意思が描かれています。

多くの人気商品が発売されてきましたが、最近ではグローバル展開を見据えた商品開発も行っています。

商品開発には流行やトレンドに敏感な若手社員や店舗スタッフも携わっており日本国内のみならず、成長著しいアジア諸国の皆様にも美容と健康を軸としたマツモトキヨシブランドの認知拡大を目指しております。

【データの活用イメージ】

Ⅱ3つの重点戦略

2.グローバル化の更なる進展

国内インバウンド対応に加えアジアを中心とした海外展開を進める

2つ目の重点戦略は「グローバル化の更なる進展」です。国内インバウンド対応をはじめ、アジアを中心とした海外展開、グローバル会員獲得の仕組みづくり、海外で支持される商品開発など、蓄積されたノウハウを最大限活用することで、アジア地域における事業基盤の早期確立を目指してまいります。

2015年10月に、タイ王国バンコクに海外第1号店となる「マツモトキヨシ」をオープンし、現在は32店舗(2020年6月末現在)を展開するまでに事業を拡大しております。また、台湾市場においては12店舗(2020年6月末現在)を展開しております。

次の展開エリアとして、ベトナム社会主義共和国では、1号店オープンに向けた準備を進めております。グローバル化を強固にしていくため、グローバル人事制度(国内・海外)の構築も進めております。日本人スタッフを海外に常駐させ、あるいは外国籍の方を日本にお迎えすることによって、アジア諸国進出の原動力としていきたいと考えております。

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Ⅱ3つの重点戦略

3.専門領域での事業規模拡大

フランチャイズ事業、業務提携の強化と三大都市圏のエリアドミナント化推進、次世代ヘルスケア・調剤事業の拡大を基軸に成長ドライバーの確立を目指す

3つ目の重点戦略は「専門領域での事業規模拡大」です。国内47都道府県に「マツモトキヨシ」グループの店舗を出店しておりますが、M&A、フランチャイズ事業や当社独自の仕組みと強みを活用した業務提携などを強化していくとともに、三大都市圏におけるエリアドミナント化の推進や次世代ヘルスケア・調剤事業の拡大を基軸として、次なる成長ドライバーの早期確立を進めてまいります。

当社はウェルネス戦略(①地域包括ケアシステムの構築推進 ②超高齢社会を捉えた調剤事業の変革)の実現を目指しており、グループの調剤に関する新事業として、ドラッグストアと個別調剤薬局との有機的連携を目指した「調剤サポートプログラム」を展開しております。狭小商圏化するドラッグストアに対応するため、一軒一軒の家族構成まで把握できる可能性がある個店の強みとの連携メリットを活かし、地域生活者へのきめ細やかなサービスの実現と、グループ調剤の規模拡大を目指しております。

調剤サポートプログラムは、直営店舗で培った薬局経営のノウハウを活かし、加盟店の課題解決のための多くの提供機能を設け、契約店は全国で拡大しております。
・調剤薬供給
・OTC商品供給
・調剤業務全般
・薬剤師派遣
・SVサポート
・開局準備
・不動在庫移動
・薬剤師教育
・DI機能
その他150を超える提供機能はオプションで追加可能

【調剤サポートプログラムの提携機能】

また、薬剤師・管理栄養士・ビューティースペシャリストなどの専門スタッフが美と健康の分野に特化した商品・サービスを展開する次世代ヘルスケア店舗「matsukiyo LAB」の拡大を進めていきます。

店内に配置された「SUPPLEMENT Bar」では店舗に常駐する管理栄養士がお客様の食生活と生活習慣を詳細にカウンセリングして、個々のお客様に最適なサプリメントを分包して提供するオーダーメイドサービスを提供し、「BEAUTYCARE Studio」ではお客様の肌の状態を、ビューティースペシャリストが細かく分析し、肌外見のサポートのみならず肌本来の美しさを引き出すのに必須な、内面からの湧き出る美しさをサポートするサービスを提供します。当社では管理栄養士やビューティースペシャリストも登録販売者資格を取得しており、サプリメントではお薬との飲み合わせ、ビューティーでは内外美容といった観点でもアドバイスができる能力も合わせ持っています。

「HEALTHCARE Lounge」ではお客様の疾病治療をサポートする調剤に加えて、検体測定室を設け血液の測定や体調管理をサポートするヘルスチェック(骨密度や体重、血圧などの各種測定)および薬剤師が個々のお客様に適した生活習慣アドバイスを行うトータルヘルスケアサービスをご提供いたします。

当社の健康サポート薬局(matsukiyo LAB他)が中心となって地域住民のみなさまの健康増進から疾病治療まで包括的にサポートします。今後もセルフメディケーションの推進・健康寿命延伸を推進していきます。

【重点戦略テーマの俯瞰図】

Ⅲ求める人材像について

マツモトキヨシグループが大切にしている「求める人材像」をご説明します。

生涯学習に取り組むことで専門性を発揮しつづける人

我々のような小売業においても、グローバル化やデジタル化の大きな変化に対し、柔軟に適応していくことが求められています。
専門知識を日々アップデートし、それをアウトプットし続けることで専門性を高めていく。まさに「生涯にわたって学び続けて専門性を発揮できる人」に入社頂きたいと考えています。

過去の事例にとらわれず新しい価値を生み出すべく変化に対応できる人

変化に対応できる人材は、デジタルマーケティング戦略だけでなくグローバル化を進めるうえでも必要な存在です。出店先である海外にはそれぞれの国情や働き方があるため、同じ手順や正解があるわけではありません。従いまして、その都度発生するさまざまな問題に対し、柔軟でしなやかに対応出来る人材が求められます。

美と健康の分野でアジアNo.1を担うという高い志を持った人

我々は経営ビジョンとして「美と健康の分野でアジアNo.1を目指す」を掲げており、このビジョンに高い志を持って挑んでくれる方に活躍してほしいと思っています。

以上が、われわれの戦略を実現するために求められる人材像ですが、本質的には“われわれとともに仲間として働いていただきたい人材”に共通して求めていることがあります。
それは、

何事に対しても強い「思い」を持って取り組める人

われわれ小売業は、会社を取り巻く環境の変化を敏感にとらえ、柔軟に適応をしていかなくてはいけませんし、先行きが不透明な状況下においても創意工夫をしながら、進むべき道を開拓していかなくてはいけません。
そのような中、どんな時でも戦略を実現していく人材に求められるものは、仕事に対して強い「思い」を持って取り組むことだと考えています。

たとえば、店舗に常駐する管理栄養士がお客様に最適なサプリメントを提案するSUPPLEMENT Barのケースであれば、お客様には常に健康であってほしい、健康を維持するために食生活を改善してほしい、といった強い「思い」をもって仕事に取り組むことが求められます。このような仕事に対する強い「思い」が、最終的にはお客様の満足と事業の成功につながっていくでしょう。

また海外事業の展開においても、その国の方々に受け入れてもらいたい、喜んでもらいたい、という強い「思い」を持たなければ、海外での出店を成功させることはできません。

仕事に対する強い「思い」を持つことは、全ての部署、全ての業務を遂行するうえで求められることですし、その「思い」に到達することで、お客様とともに従業員自身が満足感を得ることにもつながります。

自分の仕事に対する強い「思い」を大切にしながら、目的達成のためにぜひ共に進んでいきましょう。